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2019.08.06

この世界の片隅に

呉の白いタンポポを見てみたいなぁ


『この世界の片隅に』 2016年 日本制作

北條すずを「のん」が演じるのは知っていましたが、
細谷さんがそのお相手役と知らなくて私にとってはうれしいサプライズでした♥

昭和8年の広島。
現代の原爆ドーム周辺を歩いたので川の感じわかります。
賑やかな町の様子。
原作はどの程度だったのか、よく調べたのでしょうね。

周作さんや。
あなたがすずと会ったのはまだ幼い頃でしたよね。
その想いを何年も抱いて成就させるとは、なんと乙女ちっくな (*゚ー゚*)
ふたりが出会った人さらいのエピソードは現実にはどういう話だったのでしょうか・・?
結婚の話はあっという間にまとまります。
すずに不安はなかったのでしょうか?
肝が据わっているなぁと思いました・・けど、
ハゲが出来たということはそれなりに大変だったと?++;

私たちから見たら道端の雑草も食卓に並ぶ食糧難の時代。
料理の様子はちょっと楽しそうでした。
楠木正成公はこの頃は広く尊敬されていたんですよね。
この膨らんだご飯はどんな味だったのか^^;

戦時色はどんどん濃厚になり、ご近所と協力して防空壕を作ります。
港と船のスケッチをして憲兵にスパイと疑われたすず。
姑と義姉の表情。
憲兵に対して「すずはそんな子じゃない」と怒り出すんじゃないかと思ったら、
このすずがスパイなわけないだろうと笑いを堪えていたのでしたww
そうですよね。
この時代に憲兵さんに何か言えるわけない。
しかし、
良い家族^^

井戸のところでばったり会っただなんて、
たぶんすずに会いに来た哲。
その晩、納屋の2階の哲のところへすずを行かせて玄関の鍵を閉めた周作。
驚いたわ。
もう会えないかもしれないからと、自分の妻を・・
戦時中には死にゆく兵隊さんのためにと、そういうこともあったんだろうか・・

昭和20年。
ラッパの音が響いたと思ったらアメリカ軍の飛行機が攻撃してきました。
呉の港は軍港だけど、住宅地に容赦のない機銃掃射。
お義父さん、撃たれたのかと思ったよww
ここいらから畳みかけるように空襲。
空襲警報。
そして、
帰って来ないお義父さんが怪我で入院していたのがわかったのに、
悲劇が起こります。
あの可愛らしかった晴美が・・
すずも右手を失います。
私はお義姉さんの方を心配していたのに何ということでしょう・・

屋根を突き破って落ちてきたのは焼夷弾?時限爆弾?
すずの捨て身の消火。生活、命、蹂躙されることへの怒りからでしょうか。
また空襲警報。
鷺を追って通りに出たすずは危うく機銃掃射に当たるところでした@@;
愛用していた布製カバンも哲にもらった羽もノートもバラバラ。
ものすごい破壊力です。
非戦闘員の女子どもを狙い撃つパイロットの神経はどんなものでしょうか?
個人の体験談として「笑っていた」というのを見るにつけ信じられない気持ちです。
欧米人にとってはウサギやキツネを撃つのと同じ感覚なのか。

すずは何もかも嫌になったのか広島へ帰る決心をします。
結婚して1年半。
帰っちゃ駄目だ。危ない!
と思ったら、お義姉さんの本音を聞いて帰るのを思い止まります。
広島の原爆の光の後の衝撃波。
こんなんだったんだろうか。
広島の回覧板やら戸板やら飛ばされて来たんだろうか・・

何でも使こうて暮らし続けるのが うちらの戦いですけ

玉音放送。
軍艦青葉は帰って来たんだねぇ。
(追記:青葉は大破していて修理の見込みが立たず呉工廠近くに繋留放置されていたんですね^^;)
広島から母を亡くした女の子を連れ帰るすずと周作。
その後を生き続けるのも戦い。
皆で助け合って生きるのです。

泣いたなぁ。
泣くべかざるところでも泣いちゃうの。


追記
広島、長崎の種類の違う原爆。
日本国中大被害の空襲。
機会あるごとに言いますが、非戦闘員への攻撃は国際法で禁止されています。
これは戦争ではなく、ただの大量虐殺です。犯罪です。
アメリカはどうやったら日本の町を効率よく燃やせるか、
ユタ州の砂漠に日本家屋を建てて実験までしてましたからね。
欧米は自分たちの植民地を奪った、
唯一植民地にならずに自分たちに盾突いた日本人を殲滅する気だったんじゃないでしょうか。
敵国のプロパガンダの中にどっぷり浸かりながら生きているような私たち。
戦争は今も続いている気がします。
この世界の片隅に、自身が平和を体現し生きること。
それが私たちの戦いなのかもしれません。

この世界の片隅に

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